2005/May/05
ここ地中海気候のチュニスでは、毎日天気が変化しつつも、あの夏(熱風ドライアーを浴びるような)が着実と近づいていることを感じます。今回お知らせしたいのは一番最近、お仕事をさせていただきました「ドラマ」について。
日本テレビ(NTV)の「ザ・世界仰天ニュース:砂漠の囚われ、マリカ編(モロッコの話)」、「ザ・世界仰天ニュース:撃たれた花嫁編(トルコの話)」のコーディネートをやらせていただきました。
今回はドラマロケですので日本からの4名のクルーとともにキャスティング(幸運なことに?小社ズハエル・ムバラクも出ています)、演出(チュニジアでは非常に困難を極める)すべてのお手伝いとなりました。 (日本では、5月 11 日に放映。)
こちらは、小社10年間テレビコーディネートをさせていただいた経験の中で現地スタッフの機動力をもっとも要したものでした。たとえば「砂漠の囚われ、マリカ編」では、この仕事の話がきてほんの1週間後に4 月20-28 日の 8 日間の本番ロケに入りました。これは、ドラマのバックグランド、キャスティングを考慮にいれますとチュニジアの感覚では相当に無茶なものであります。まず舞台がモロッコの宮殿と砂漠の中の刑務所内。主人公とその家族が刑務所の劣悪な環境の中で隠れて掘った脱獄穴が注目要素となっています。このドラマを取るためのロケーション選び、刑務所生活の演出、特殊効果エンジニアなどすべて、日本側からとてもよい評価を受けましたが、毎日 20 シーンの撮影で(チュニジアでは通常 7シーン)、チュニジア人関連技術スタッフ約 4名(チュニジアでは通常 30名以上)という人力の中、非常な短時間の中でドラマ撮影が仕上がりました。
関わったチュニジア人スタッフ一同、「日本人というのは、どういう精神力&体力なんだ?」という感嘆の意とともに、この経験によって自分たちの短時間集中機動能力と日本人のやり方&視点のドラマ作りに沿える可能性を確信いたしました(こんなに文化の違う私たちもできるんだ、という?)。